【実績公開】FTSE100半自動売買で利回り20%超!凡人でも月平均10万円を稼げた仕組み投資の記録【後編】

FTSE100

この記事では、前編でご紹介した「FTSE100のIFD注文による半自動売買戦略」の運用実績と、その裏側にあるリスク管理手法を、より詳しく・具体的にご紹介します。
僕自身が3年以上にわたって取り組んできた経験をもとに、実際の成績、戦略の変遷、そして失敗談まで、包み隠さずすべてをお伝えします。

「裁量なしで安定収益を得たい」「投資に時間を割けないけれど資産は増やしたい」──そんな方にとって、きっと何かヒントになるはずです。


3年以上継続した結果 ー 月間損益のリアルと学び

2021年から2025年にかけての月間損益をグラフにまとめて見ると、ひと目で安定性の高さが伝わります。毎月約5〜15万円のプラスを継続的に積み重ねており、全体として着実に資産が増えていったことが分かります。

ただし、特筆すべきは2024年の-75万円という大きな赤字。これは、FTSE100ではなく、試しに手を出してしまった天然ガスCFDによる損失です。

この大損失は精神的にもインパクトが大きかったものの、同時に「得意な戦略に集中すべき」という教訓を与えてくれました。以降、FTSE100一本に絞り、ブレないIFD戦略の重要性を再確認したのです。

運用歴の中で起きた“失敗”も含めて、すべてがこの仕組みの洗練に繋がっています。
むしろ、この損失があったからこそ、今の「手堅く積み上げる戦略」が完成したとも言えるでしょう。


累計利益+評価損益から見る長期安定の裏付け

累計損益と評価損益(含み損益)を合わせた推移を見ていくと、長期的な右肩上がりの成長が確認できます。評価損が発生しても、それがいずれ解消されて利益に変わることを繰り返し、約3年の運用で400万円弱の利益を達成することができました。

つまり、「一時的に含み損がある」=「戦略が失敗している」ではないということです。むしろ、含み損を許容できる構造こそが、半自動売買戦略の本質とも言えます。

また、FTSE100は買いポジションに対してプラスの価格調整額(=配当相当額)が発生するため、ポジションを長く保有していてもストレスが少なく、“時間が味方してくれる構造”が整っています。

これは、同じ株価指数でもNASDAQやS&P500などと比べて大きな違い。こうした安心感も、この戦略を続けやすくしている要因の一つです。


年平均月利と月別収益の推移──数値で見る信頼性

天然ガス損失を除いたFTSE100の月別損益を平均化すると、以下のような実績になります:

どの年も大きな落ち込みはなく、月平均で約10万円の安定した利益が得られているのが特徴です。1ヶ月ごとの波はあっても、長期で見ると“平らで堅実な坂道”を登っているような推移です。

この再現性は、裁量を一切使わないという特徴に支えられています。買い指値と売り指値をIFDでセットしておけば、あとは自動で売買が完了。人間の感情や判断が入らないからこそ、誰でも同じような結果が得られやすいのです。


忙しい人に優しい──続けられる理由は“仕組み”の力

僕自身、日中は仕事、夜は子育てという生活を送っています。
そんな中でも投資を続けられているのは、やはりこの仕組みが「忙しい人でも無理なく続けられる設計」になっているからです。

  • チャートを見続けなくてOK

  • 注文はスマホで1回あたり約30秒

  • 含み損に対しても構えられるメンタル設計

さらに、FTSE100特有の「変動が緩やか」「価格調整額がプラスに出やすい」という特徴が、ポジション保有時の安心感に繋がっています。

これらの積み重ねによって、「続けられるから勝てる」というサイクルが自然と形成されているのです。


Excelで徹底管理!「損切りゼロ」でも冷静でいられる仕組み

この戦略では基本的に損切りは行いません。しかし、決して無謀にポジションを放置しているわけではなく、Excelでリスクを可視化・定量化して運用しています。

管理している主な項目は以下の通り:

  • 想定下落時の買付価格(ポジション)と建玉数

  • 想定下落時の各ポジションの評価損益(含み損計算)

  • ロスカットラインと証拠金維持率

これらをグラフや表で可視化しておくことで、「あとどれだけ耐えられるか?」が数字で見えるようになります。

その結果、

含み損が出ても、シナリオ通りなら焦らない

という投資姿勢が自然と定着します。


この戦略はこんな人におすすめ!

  • 仕事や子育てで忙しいけれど投資をしたい人

  • 裁量トレードで疲れ切ってしまった人

  • 感情に振り回されず、ルール通りに動きたい人

  • 長期的な資産形成を、仕組みに任せて行いたい人

つまり、“凡人でも再現できる仕組み投資”を求めているすべての人にフィットする戦略です。


最後に──凡人でも資産を増やせる時代へ

FTSE100のIFD指値戦略は、特別な才能や時間、技術がなくても実践できる投資法です。

目立たないけれど、着実に。地味だけど、継続可能。

そんな「仕組み」で資産を増やせることを、僕自身がこの3年で実感しました。

大事なのは、始めることと、続けること。

僕は凡人ですが、それでもこの仕組みを信じて続けた結果、少しずつ“未来が変わる感覚”を得ることができました。

あなたも、自分の生活スタイルに合った投資を見つけたいと思っているなら──

ぜひ、この仕組み投資戦略をひとつの選択肢として、取り入れてみてください。

続けられるから、結果が出る。

結果が出るから、自信が持てる。

自信が持てるから、投資が楽しくなる。

その第一歩が、あなたにとっての「未来を変える始まり」になりますように。

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